令和6年度鬼会式

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毎度、おいしい姫路おでん・関東煮の澤田店にごひいきを賜り誠にありがとうございます。
本日は八正寺にて鬼会式が執り行われました。私たちが住む「中村」には、祖先から継承されてきた有形無形の素晴らしい遺物がたくさんあります。八正寺薬師堂を中心に行われる通称「鬼さん」=鬼会式もその一つです。鬼会式は、毎年3月の第1日曜日に執り行われています。八正寺の住職と修験者の方々が護摩を焚き、家内安全、無病息災、商売繁盛などを祈願して頂きます。澤田店の店主もホラ貝を吹く修験者として参加していましたが今では年老いているためホラ貝は吹かず参加しているだけです。八正寺薬師堂には、各家庭で「鬼」という字を書いた餅を御供えします。コロナ前までは午後からおこなっていましたがコロナ禍より午前中に変更されています。八正寺到着後、外護摩を見学したあと母と合流しました。その後、中村取締から配布される「梅花」と「鬼餅」ももらってきました。その後、婦人会が提供している「おしるこ」を頂きました。「おしるこ」を食べたあと八正寺薬師堂にて「お面かぶり」をしました。「お面かぶり」を終えたあと帰宅しました。祈祷された鬼餅は焼いて無病息災を祈り食べます。梅花は1年間神棚に飾ります。鬼会式を執り行われる地元「八正寺」は聖武天皇の神亀年(724年)に行基菩薩によって開設され、その後天平宝宇七年(763年)淳仁天皇の勅願によって、松原八幡神社の神宮寺として豊前の国宇佐八幡宮の神霊を松原の浜に迎えた時、社僧により奉祀させるにいたり勅願別当寺に任ぜられた。中世は神宮と僧侶を兼ねた社僧が大勢奉任し、旧松原荘(東西約3.5キロ、南北2キロの地域)を実質的に支配し、仏事だけでなく松原八幡宮や社領の維持管理と祭礼行事の執行が重要な任事であった。明治維新で神仏分離されるまでは、六院(宝積院、鎮城院、文殊院、光明院、宝蔵院、霊山院)と二棟の建物(神宮寺、松原八幡宮本殿)の計八院を有していた。創建以来、薬師如来を本尊としているが、薬師如来像は後一条天皇の皇太后清浄覚尼が時の大仏師藤原定朝に命じ彫刻せしめ、尼公自らが香花燈明を供え、朝夕礼拝された御念持仏を降賜されたとの由来がある。八正寺には、兵庫県指定重要有形文化財の「鬼面」二面の他、絹本著色僧形八幡神像が所蔵されています。鬼面(赤鬼と青鬼)は、赤鬼は阿形 角は2本牛の角のごとく強く曲がって前へつき出す。眉は太く、目は丸く強く飛び出し、鼻は高くかつ横に広がり、口を大きく開いて歯をむき出している。青鬼は叫形 縦に4本の角を持ち、眉は赤鬼よりも太く、目は丸く飛び出しているが、目尻は赤色で長く裂けた形を表現する。大きな鼻に接して、一文字にむすんだ口とその下に長い顎をもつ。両面とも彫りは深く、すこぶる雄壮で野趣にみちた風格をそなえている。平成元年3月31日に兵庫県指定重要有形文化財として指定されています。

店舗名 :澤田店
店舗住所:〒672-8023 兵庫県姫路市白浜町甲339番地21
TEL :079-245-6355
FAX :079-245-6355
創 業 :昭和21年
営業時間:AM11:00~PM7:00
定休日 :毎週月曜日(但し祝日の場合は営業)
営業内容:【大衆食堂】姫路おでん・関東煮・うどん・丼物・寿司
澤田店HP:http://www.sawada-mise.com/index.html
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